■ゲイ体験談 イケメン同級生に体を求められ
こんにちは。初めまして。ハルキっていいます。
ずっと人に言えないでヤキモキしていたんですが、
(相手以外僕がゲイだって知らないんです。)
この場所を知って皆さんにもしよかったら聞いてもらおうと思って書きます。
僕を相手の・・・仮にサトシとします。この文字が相手の名前に入ってるんで。
サトシと僕はマンションが隣で、小学生の頃から知っています。
彼はとても綺麗な人で、そう。男なんですが、女の子より綺麗なんですよ。
だって知り合いになる前から近所で見かけてて顔は知ってたんですから。
当時まだ8歳ですよ?それで覚えてるってよっぽどだと思いませんか?
まあ、それはさておき。
お互い中学受験をして同じ男子校に入れたんですよ。
で、もちろんご近所だから一緒に登下校。
その時はまだ僕は何とも思っていなかったんですが、ある日学年内で先生(もちろん男)と生徒が教室でエッチしてたって噂がたったんですね。
先輩からは「よくあることだ。」って言われたんですけど、そんなこと聞くのは初めてですから中1ではその話題でもちきりだったんですよ。
そしたらある日サトシが「なあ。男同士ってどう思う?」って言ってきたんですね。
僕は当時この手のことに興味がなかったんで「本人同士が良いなら良いんじゃない?」
って返したんですよ。ちなみにそこは電車の中で、隣に座ってます。
するとサトシは「そう?じゃあ、俺たちは?」って言って肩を抱き寄せて来たんですよ。
「は?!」とか言ってオタオタしてるうちに最寄り駅についてしまって、彼はえらく残念そうでしたけど、僕はからかってると思って頭にきましたね。
んで、まあ彼のマンションの前に来たんですよ。
いつもなら暇だし、サトシの家でゲームとかしてから帰るんですけど(今日はやめといた方が良いな)と思って「じゃあな。」って帰ろうとしたんです。
だってあんなこと言うなんて、どうよ?って感じでしょ。
疲れてるか、たまってるんだなぁって。
でもそしたら・・・お約束?
「宿題教えろよ。」って家に半ば引き摺られる感じで連れて行かれたんです。
その一言からサトシの言葉は始まりました。いつもはおちゃらけててニコニコしている彼なんですが、その時ばかりは真剣な顔だったのを覚えています。
「冗談だろ?たまってんの?」
僕はいつも以上に軽口で彼に言いました。そうでもしなきゃ雰囲気に飲み込まれそうだったのです。すると彼はさもことなげに言いました。
「ああ。たまってるよ。そろそろ、勃ちそう。」
「そう。じゃあ僕帰るから。宿題はあとで電話してくれ。それの処理が終わったら。」
ちなみに僕も実は勃ちそうだったんです。だって、美人に真剣に見つめられたら相手が男でもドキドキしますよ。それに相手はサトシです。皆さんに見せたいくらいに綺麗な人なんですから。
「処理、一人でやれっての?」
だけど、サトシは帰してくれませんでした。腕を掴んで離しません。
「ひとりでしたことないのか?まあサトシはモテるもんな。」
そう。サトシはモテる。だけど誰にも靡かなかったことを覚えています。
「俺、童貞だぜ?」
今思うと笑っちゃう台詞ですよね。中1なんだから当たり前だっての。
「そっか。でも、こういうものは一人でやることです。とにかく僕帰るから。どーせまたあとで来るし。」
だけど、腕を振り払ってドアノブを捻ろうとした途端僕は彼に抱きつかれていました。
そして、低い声で囁かれたのです。
「セックスは2人でするもんだよな?」
その時、疑惑は確信に変わりました。
どうやらサトシは試してみたくなったみたいです。
でも僕にはその時、いくら相手がサトシでも、いや、女の子でもセックスなんて訳がわかりませんでした。だって、そんなのって早すぎます。今ならきっと女の子としたかったかもしれませんが。(笑)
「そうだね。でも、何人でも出来るらしいじゃん?3Pとか。」
もう僕には屁理屈を言うしか彼に対抗できる手段はありませんでした。
こんなサトシは初めてだったのです。
「面白いこと言うね。でも、俺って独占欲強いから・・・。」
そう言うや否や彼は僕の唇に噛み付くように口づけました。
初めてだってのに舌まで入れてくれちゃって、あの時は窒息して死ぬかと思いました。
ん・・・あん・・・などと、漫画のエッチなシーンみたいな、甘い(?)声を出してしまった自分を今でも殺したい気分です。恥ずかしい・・・。
「気づけよ。鈍いにも程があるだろ?」
サトシは泣きそうでした。こんな顔も初めてです。
気付きましたとも。こんなことされりゃあ。
だけど、僕らは男同士。それに、こんな女の子にするようなことをされて、良い子でいられる程僕は人が良くありません。サトシって、案外少女趣味です。
「なにが?」
僕は平静を装ってそう聞きました。ほんの、イタズラ心で。
ここまでやった彼を困らせてやりたかったのです。それに、僕はその時サトシのことをそんなふうに見れませんでした。
だけどこれが後に僕の大いなる後悔になることに、まだ僕は気がついていませんでした。
それからちょっと黙っておとなしくなったんで僕は「あとでな。」って言って帰ろうとしたんです。その時の僕には彼の心を受け止めるなんて大仰なことは考えられなかったんです。
そしたらサトシはくわっとこっちを睨んで「今じゃなきゃ嫌だっ!」って、すんごい怒っていたんです。もちろんこんな彼を見るのも初めて。今になって思えば、サトシはずっと何が原因だかはわかり
ませんが感情をひた隠していたんですね。笑顔の仮面を被って。
「宿題?せっかちだなぁ。今日は。いつもギリギリに僕の写すだろ?」
そして僕は相変わらず彼のことを流していました。そうしていて、ここを出てしまえばやり過ごせると思っていたんです。明日になれば忘れるだろうって。
だけど僕は見縊っていました。僕はかなりインドアなんですが、サトシはテニスをやっていて細身だけど腕の力とか強いんですね。
「来いっ!」って玄関から引き摺られて彼の部屋に連れていかれました。
もちろん途中反抗はしましたが、勝てないことは前述通り。
これも・・・お約束かなぁ。彼のベッドに投げ出されましたよ。
「痛いよ。」その時はさすがに僕もキレる寸前でした。それに男に組み敷かれてるって事実も頭にきましたし。そしたらサトシは少しだけ悲しそうな顔をしてから優しく言いました。
「俺さ、女からの告白全部つっぱねてたじゃん?」
ああ。なるほどね。そんな感じでした。その時はもう堪忍袋の緒が切れる?ってな感じだったし、いっそ言いたい事を言ってやろうと思ってその通りに言ったんです。
「うん。っていうか、僕のこと好きだったから。な~んて、言わないよね?」
きっと、この時の僕の顔はえらく意地悪だったでしょう。
「そうだ。」
だけど彼は怯まずに、それはそれはまっすぐに真摯な瞳で僕を見たんです。
その代り逆に僕が怯んじゃって「そっか。」としか返せませんでした。
すると彼は火がついたかのように言い始めたのです。
「ずっと、好きだった。本当は第1志望違うところだったけど、おまえが行くから今の学校を選んだ。塾でしか、偶然にしか会えないおまえと少しでも一緒にいたかったからだ。
精通だっておまえのこと考えてた時になったんだ。そりゃ俺だって、女からよく告白されるし、おまえが男だってことも考えたよ!!だけど・・・それでも・・・。」
組み敷かれながら僕は彼の涙を初めて見ました。
泣くほど好かれてるなんて誰が思うでしょう。そして僕が思ったことは(ああ、悪いことしたなぁ。)ということです。こんなことをしてもサトシは大切な友人です。度が過ぎた意地悪に対する贖罪は
何がいいでしょう?
「泣かないで。」
そう言って僕は彼を抱き締めました。今思えばよくやったなぁといった感じです。
「セックスしてみようか?保健体育の先取りってことで。」
答えはこれでした。
いつもは、すかしてて軽いノリ。共働きの環境がそうしたのか、僕よりはるかに大人な彼。
そんな彼が、僕の一言でピタリと泣くのをやめました。現金だなぁと思いつつも、いろいろと彼の本性を見てしまったのは僕としてはちょっとした収穫でしたし、今からのことは贖罪です。
「さあ、やってみようよ。」
見つめる彼に僕はそう言いました。正直なところ、僕もいい加減自身が限界だったんです。
だけどまさか彼が何かをし出す前に醜態をさらすわけにはいきません。
「じゃあ・・・」
そう言って彼はそっと僕に口づけました。それだけで結構僕はイきそうでしたが我慢。
それから彼は手馴れているかのように首筋に舌を移し、段々と僕の服を脱がしていきました。人の舌が首や鎖骨に当たるなんてもちろん初めてでしたから、最初は違和感がありましたし、羞恥心もあり
ましたから押し黙ってこらえていたのですが、サトシの舌が耳を甘噛みした途端もうダメでした。
「いや・・・あァ・・・。」
自分でも驚くほど艶っぽい声を出してしまったんです。その時顔の温度が急上昇したのを覚えています。すると彼は満足気に
「ハルは耳か・・・。俺はね、脇腹だったんだぁ・・・。」
そう言ってまた僕の唇を奪いました。今度は歯列を犯して僕の舌を絡み合っていました。
いつの間にか僕の舌も彼を求めていたのです。本能って恐ろしいですね。
くちゅ・・・ちゅ・・・。だなんて、いやらしい音がサトシの部屋に響いていました。
途中、彼の吐息や僕の漏らす喘ぎもありました。
そうすると僕はもういよいよ我慢出来なくなってしまって、ガラにもなく彼にお願いしてしまったのです。
「サトシ・・・僕・・・もう、ダメぇ・・・。」
そんなことを言った気がします。すると彼はにやりと笑って僕のズボンを脱がしに掛かりました。カチャカチャとベルトの外れる音が聞こえて、ようやく楽になると少しだけ安心しました。彼は僕のモ
ノをついばむように舐め回し、本当にイきそうになった瞬間彼はなんとそれをやめてしまったのです。
「え?!ちょっ・・・。」
僕が言い終わる前に彼は僕の唇をまた塞いで、その後こともなげにこう言ったのです。
「おしおきってやつだ。」
そして彼は、まるで赤ちゃんかのように僕の乳首を吸いだしたのです。
サトシに思わずおねだりをしてしまったのにも関わらず意地悪をされて、イかせてくれなかったところから始まります。
僕の乳首を舐めたり、甘く噛んだり。
それだけでも僕はもう出そうでした。しかしやっぱりそこは男の威信と言いますか、簡単に言うと見栄を張ったんですけどね。我慢していたんですよ。
「我慢しなくてもいいぞ。イきそうなんだろ?」
なおもサトシは言葉攻めを止めません。
「サトシが・・・イかせてくれるんじゃないの?」
その時の僕は半泣きでした。やはりそれは中1。しかもまだ6月くらいでしょうか。小学生が中学の制服を着ているのとそう変わらないんですね。
するとどうでしょう。さっきまであんなに意地悪だったサトシが少し照れ始めたんです。別にその時狙ったわけではなかったのでラッキーでした。
「俺のこと、好き?」
突然なんとも可愛いことを言い出したんです。いつものサトシは何にでも自信があって、それに見合う実力もあります。そんな彼がですよ?しかもめちゃくちゃ照れながら。
「えっとぉ・・・。」
こちらも思わず一瞬イきそうなのを忘れて照れてしまいます。
だってそうでしょう?こんなことって照れながら言う台詞じゃないですよ。
もうサトシがすっごく可愛くなっちゃって。ああ、コイツにもこんな一面があるんだーって。それにこれは僕しか知らない。僕だけが知ってるサトシなんだって。
やっぱり僕は男で、そして彼と同じく独占欲が強いんだと思いました。
もちろん返事は・・・
「好きだよ。すっごく。」
その瞬間、すべてが変わりました。僕の意地悪な気持ちも消えて、受け止めるなんて大仰なことは出来ないけれど僕も好きになることは案外簡単かなって。
「本当に?」
「もちろん。たった今ね。別にイきたいからじゃないよ?」
そのとおり。その時僕はそんなことはすっかり忘れていました。
体は意外にロマンチストです。
「・・・せっかく嬉しかったのに、ムードぶち壊しなこと言うなよな?」
でも僕自身はロマンに欠ける人格のようです。
ともあれ彼は、僕にまた口づけてすぐに下半身にうつりました。
「すっげー勃ってる。それだけオレに感じてるんだよな。」
「君だってムードぶち壊しじゃないか。」
「でもこれって一種の俺のこと愛してるって意思表示だろ?」
そう言って彼は僕のモノを手に取りました。しごいてくれるのかと思ったら(僕はその頃まだ浅はかでしたから。)チロリと舌先で舐めたのです。
「ひっ!!」
それだけで僕のモノはさきほどのイきそうな感覚を取り戻しました。
ガンガンそそりたつのがこれでもかってほどわかります。
「素直だなぁ。やっぱり。」
「舐めるの?!」
そう尋ねると彼はニヤリと笑って、当たり前と言わんばかりに口にくわえました。
口の中は異空間でした。柔らかくて生温かい。だけど気持ち悪くはなくて、むしろえらく大切にされてる感じがして。吸うように舐める彼はやっぱり赤ちゃんみたいです。
「あっ・・・やだ・・・離して!出る!」
人の口に出していいものだとは思いませんから僕はそう言ったのですが、彼は離しません。
「あん・・・あ・・・。」
僕の嬌声と、おいしいものを目の前にして舌なめずりするような音が部屋中に響いて、そんな中で僕は達しました。
そのあと『ごくっ』っていう飲む音が聞こえて僕は驚きました。
「飲んだの?!」
「もちろん。ハルの一部じゃん。」
サトシはこともなげにそう言いました。
だけどもう僕はカルチャーショックというか、信じられないというかで頭がゴチャゴチャになりました。
「でもさ!それってその・・・汚いじゃん!!あーもうっ!体に悪いんじゃないの?!」
呆然とする中でもう一人の自分が傍観していて、言っていることすらも意味不明になってきている僕を嘲笑します。そんな慌てふためいた僕を見て、サトシも苦笑いです。
「汚くないよ。・・・それだけハルのこと好きなんだ。」
それでもノロケをやめなかったサトシは勇者だと思います。
「腹壊しても知らないよ?!」
「いいよ。別に。だってこれで、少しだけハルが俺のものになった気がするから。」
そう言って体を僕の横に移動しました。整った顔立ちがドアップで、僕はドキドキするのと同時にまた勃っていくのがわかりました。サトシは僕の顔をまじまじと見つめてにっこりすると、またもつい
ばむように口づけました。文の著して気がつきましたが、サトシってキス好きですよね(照)でも今まで気付かなかったんだから僕もキスが大好きなんですね。
「やっぱり好き。誰よりも好きだ。ハルも好きって言ってくれて、今すっげー幸せかも」
「・・・恥ずかしい奴。」
本当にそう思いました。っていうかキャラが反転してるんですよ?いつもならクールで、有能で、カッコ良くて・・・。そんな人間が好き好きって囁いて小さい子みたいに泣いたり、笑ったり。
「そうか?でも、普段の俺をかなぐり捨ててでもこうしたかったことにも気が付いてよ。」
今度はそう言ってぎゅっと僕を抱き締めました。ほぼ裸だったのも比例して、とても強く抱き締められた事を覚えています。すっごくすっごく強くて窒息するかと思ったけど、そんな中で僕は気がつい
たんです。
「サトシ。」
「なに?」
「あのさ・・・またムードぶち壊しかもしれないけど・・・。」
「なんだよ。」
「勃ってるよな?」
自分より若干下にあたる部分にサトシのモノが当たっていたんです。
「・・・バレたか。」
こういうところはやっぱりプライドが高いなーと思いました。
本当にどこまで地なんだかわかりませんでした。今でもわかりませんけどね。
だけど、妙にそんな彼が愛しくなって僕は彼のズボンに手を掛けました。
カチャカチャとベルトを外して、ジッパーを降ろして、パンツの上から愛撫しました。
「こんなに固いんだけど?」
「・・・愛情表現。」
彼は苦々しげな顔をして答えました。
イきそうなのを必死にこらえているのがバレバレです。
意地悪返しでもしてやろうかとも思いましたが、その時は許してやりました。
パンツも下ろして、少し躊躇はありましたが彼のモノを舐めてみました。
「ちょっ!ハルはいいよ!!苦いから!!」
その途端彼は焦り出して僕を遠ざけようとしました。
しかし僕はもう咥えてしまっていました。
「ふ~ん。苦いんだ。」
「いやっ・・・それは・・・その・・・。」
優しい奴です。こんな彼だから僕は今でも彼と付き合っているのかもしれません。
「でも、サトシのだから大丈夫。」
僕は殺し文句を言って彼のモノを扱き始めました。
舌を口の中で動かすたびに血管が脈打つのがわかりました。
へ~こんなふうなんだ。というのが僕の正直な感想でした。
「あっ・・・ん・・・ハル、無理しなくて、良いからな・・・。」
最後まで僕を気遣って彼も達しました。
溢れ出た彼の精液はお世辞にもおいしいとは言えない代物でしたが、僕は飲み干しました。
だって、サトシのものだから。
「苦かっただろ?不味かっただろ?吐き出しても良いぞ!!」
達してすぐに彼は起き上がって、僕のことを心配していました。
「大丈夫。それに、僕が吐き出しちゃったりしたら君も吐き出さなくちゃいけないぞ。」
「それは困るっていうか!俺は・・・良いんだよ。だって、ヤバイくらいハルが好きだから。」
「わかった。わかりました。じゃあ僕もそういうことだから。」
結局その日はそのあと彼の家でシャワーを浴びて帰りました。
僕たちの恋はお互いの精液を飲むなんていうとんでもないことから始まり、今に至ります。
あの時は確かに場の雰囲気に呑まれていた節もあります。
しかし、今は僕にとって欠かせない大切な、恋人です。
恋なんてよくわかりませんし、あれからいろいろ読みましたが結局は平行状態です。
でもサトシのことは好きです。今のところはそれだけで良いのかなって思います。
相変わらずサトシは学校ではクールで、文化祭では女子校生から大モテです。
だけど別に気になりません。彼の家に行くたび求められ、普段でも『愛してる』だのと囁かれる。そんな一面はきっと僕しかしらないでしょうから。
本命パートナー探しなら出会いサポート万全のサムライスタイルで♪純愛恋活応援サイトです★
ずっと人に言えないでヤキモキしていたんですが、
(相手以外僕がゲイだって知らないんです。)
この場所を知って皆さんにもしよかったら聞いてもらおうと思って書きます。
僕を相手の・・・仮にサトシとします。この文字が相手の名前に入ってるんで。
サトシと僕はマンションが隣で、小学生の頃から知っています。
彼はとても綺麗な人で、そう。男なんですが、女の子より綺麗なんですよ。
だって知り合いになる前から近所で見かけてて顔は知ってたんですから。
当時まだ8歳ですよ?それで覚えてるってよっぽどだと思いませんか?
まあ、それはさておき。
お互い中学受験をして同じ男子校に入れたんですよ。
で、もちろんご近所だから一緒に登下校。
その時はまだ僕は何とも思っていなかったんですが、ある日学年内で先生(もちろん男)と生徒が教室でエッチしてたって噂がたったんですね。
先輩からは「よくあることだ。」って言われたんですけど、そんなこと聞くのは初めてですから中1ではその話題でもちきりだったんですよ。
そしたらある日サトシが「なあ。男同士ってどう思う?」って言ってきたんですね。
僕は当時この手のことに興味がなかったんで「本人同士が良いなら良いんじゃない?」
って返したんですよ。ちなみにそこは電車の中で、隣に座ってます。
するとサトシは「そう?じゃあ、俺たちは?」って言って肩を抱き寄せて来たんですよ。
「は?!」とか言ってオタオタしてるうちに最寄り駅についてしまって、彼はえらく残念そうでしたけど、僕はからかってると思って頭にきましたね。
んで、まあ彼のマンションの前に来たんですよ。
いつもなら暇だし、サトシの家でゲームとかしてから帰るんですけど(今日はやめといた方が良いな)と思って「じゃあな。」って帰ろうとしたんです。
だってあんなこと言うなんて、どうよ?って感じでしょ。
疲れてるか、たまってるんだなぁって。
でもそしたら・・・お約束?
「宿題教えろよ。」って家に半ば引き摺られる感じで連れて行かれたんです。
その一言からサトシの言葉は始まりました。いつもはおちゃらけててニコニコしている彼なんですが、その時ばかりは真剣な顔だったのを覚えています。
「冗談だろ?たまってんの?」
僕はいつも以上に軽口で彼に言いました。そうでもしなきゃ雰囲気に飲み込まれそうだったのです。すると彼はさもことなげに言いました。
「ああ。たまってるよ。そろそろ、勃ちそう。」
「そう。じゃあ僕帰るから。宿題はあとで電話してくれ。それの処理が終わったら。」
ちなみに僕も実は勃ちそうだったんです。だって、美人に真剣に見つめられたら相手が男でもドキドキしますよ。それに相手はサトシです。皆さんに見せたいくらいに綺麗な人なんですから。
「処理、一人でやれっての?」
だけど、サトシは帰してくれませんでした。腕を掴んで離しません。
「ひとりでしたことないのか?まあサトシはモテるもんな。」
そう。サトシはモテる。だけど誰にも靡かなかったことを覚えています。
「俺、童貞だぜ?」
今思うと笑っちゃう台詞ですよね。中1なんだから当たり前だっての。
「そっか。でも、こういうものは一人でやることです。とにかく僕帰るから。どーせまたあとで来るし。」
だけど、腕を振り払ってドアノブを捻ろうとした途端僕は彼に抱きつかれていました。
そして、低い声で囁かれたのです。
「セックスは2人でするもんだよな?」
その時、疑惑は確信に変わりました。
どうやらサトシは試してみたくなったみたいです。
でも僕にはその時、いくら相手がサトシでも、いや、女の子でもセックスなんて訳がわかりませんでした。だって、そんなのって早すぎます。今ならきっと女の子としたかったかもしれませんが。(笑)
「そうだね。でも、何人でも出来るらしいじゃん?3Pとか。」
もう僕には屁理屈を言うしか彼に対抗できる手段はありませんでした。
こんなサトシは初めてだったのです。
「面白いこと言うね。でも、俺って独占欲強いから・・・。」
そう言うや否や彼は僕の唇に噛み付くように口づけました。
初めてだってのに舌まで入れてくれちゃって、あの時は窒息して死ぬかと思いました。
ん・・・あん・・・などと、漫画のエッチなシーンみたいな、甘い(?)声を出してしまった自分を今でも殺したい気分です。恥ずかしい・・・。
「気づけよ。鈍いにも程があるだろ?」
サトシは泣きそうでした。こんな顔も初めてです。
気付きましたとも。こんなことされりゃあ。
だけど、僕らは男同士。それに、こんな女の子にするようなことをされて、良い子でいられる程僕は人が良くありません。サトシって、案外少女趣味です。
「なにが?」
僕は平静を装ってそう聞きました。ほんの、イタズラ心で。
ここまでやった彼を困らせてやりたかったのです。それに、僕はその時サトシのことをそんなふうに見れませんでした。
だけどこれが後に僕の大いなる後悔になることに、まだ僕は気がついていませんでした。
それからちょっと黙っておとなしくなったんで僕は「あとでな。」って言って帰ろうとしたんです。その時の僕には彼の心を受け止めるなんて大仰なことは考えられなかったんです。
そしたらサトシはくわっとこっちを睨んで「今じゃなきゃ嫌だっ!」って、すんごい怒っていたんです。もちろんこんな彼を見るのも初めて。今になって思えば、サトシはずっと何が原因だかはわかり
ませんが感情をひた隠していたんですね。笑顔の仮面を被って。
「宿題?せっかちだなぁ。今日は。いつもギリギリに僕の写すだろ?」
そして僕は相変わらず彼のことを流していました。そうしていて、ここを出てしまえばやり過ごせると思っていたんです。明日になれば忘れるだろうって。
だけど僕は見縊っていました。僕はかなりインドアなんですが、サトシはテニスをやっていて細身だけど腕の力とか強いんですね。
「来いっ!」って玄関から引き摺られて彼の部屋に連れていかれました。
もちろん途中反抗はしましたが、勝てないことは前述通り。
これも・・・お約束かなぁ。彼のベッドに投げ出されましたよ。
「痛いよ。」その時はさすがに僕もキレる寸前でした。それに男に組み敷かれてるって事実も頭にきましたし。そしたらサトシは少しだけ悲しそうな顔をしてから優しく言いました。
「俺さ、女からの告白全部つっぱねてたじゃん?」
ああ。なるほどね。そんな感じでした。その時はもう堪忍袋の緒が切れる?ってな感じだったし、いっそ言いたい事を言ってやろうと思ってその通りに言ったんです。
「うん。っていうか、僕のこと好きだったから。な~んて、言わないよね?」
きっと、この時の僕の顔はえらく意地悪だったでしょう。
「そうだ。」
だけど彼は怯まずに、それはそれはまっすぐに真摯な瞳で僕を見たんです。
その代り逆に僕が怯んじゃって「そっか。」としか返せませんでした。
すると彼は火がついたかのように言い始めたのです。
「ずっと、好きだった。本当は第1志望違うところだったけど、おまえが行くから今の学校を選んだ。塾でしか、偶然にしか会えないおまえと少しでも一緒にいたかったからだ。
精通だっておまえのこと考えてた時になったんだ。そりゃ俺だって、女からよく告白されるし、おまえが男だってことも考えたよ!!だけど・・・それでも・・・。」
組み敷かれながら僕は彼の涙を初めて見ました。
泣くほど好かれてるなんて誰が思うでしょう。そして僕が思ったことは(ああ、悪いことしたなぁ。)ということです。こんなことをしてもサトシは大切な友人です。度が過ぎた意地悪に対する贖罪は
何がいいでしょう?
「泣かないで。」
そう言って僕は彼を抱き締めました。今思えばよくやったなぁといった感じです。
「セックスしてみようか?保健体育の先取りってことで。」
答えはこれでした。
いつもは、すかしてて軽いノリ。共働きの環境がそうしたのか、僕よりはるかに大人な彼。
そんな彼が、僕の一言でピタリと泣くのをやめました。現金だなぁと思いつつも、いろいろと彼の本性を見てしまったのは僕としてはちょっとした収穫でしたし、今からのことは贖罪です。
「さあ、やってみようよ。」
見つめる彼に僕はそう言いました。正直なところ、僕もいい加減自身が限界だったんです。
だけどまさか彼が何かをし出す前に醜態をさらすわけにはいきません。
「じゃあ・・・」
そう言って彼はそっと僕に口づけました。それだけで結構僕はイきそうでしたが我慢。
それから彼は手馴れているかのように首筋に舌を移し、段々と僕の服を脱がしていきました。人の舌が首や鎖骨に当たるなんてもちろん初めてでしたから、最初は違和感がありましたし、羞恥心もあり
ましたから押し黙ってこらえていたのですが、サトシの舌が耳を甘噛みした途端もうダメでした。
「いや・・・あァ・・・。」
自分でも驚くほど艶っぽい声を出してしまったんです。その時顔の温度が急上昇したのを覚えています。すると彼は満足気に
「ハルは耳か・・・。俺はね、脇腹だったんだぁ・・・。」
そう言ってまた僕の唇を奪いました。今度は歯列を犯して僕の舌を絡み合っていました。
いつの間にか僕の舌も彼を求めていたのです。本能って恐ろしいですね。
くちゅ・・・ちゅ・・・。だなんて、いやらしい音がサトシの部屋に響いていました。
途中、彼の吐息や僕の漏らす喘ぎもありました。
そうすると僕はもういよいよ我慢出来なくなってしまって、ガラにもなく彼にお願いしてしまったのです。
「サトシ・・・僕・・・もう、ダメぇ・・・。」
そんなことを言った気がします。すると彼はにやりと笑って僕のズボンを脱がしに掛かりました。カチャカチャとベルトの外れる音が聞こえて、ようやく楽になると少しだけ安心しました。彼は僕のモ
ノをついばむように舐め回し、本当にイきそうになった瞬間彼はなんとそれをやめてしまったのです。
「え?!ちょっ・・・。」
僕が言い終わる前に彼は僕の唇をまた塞いで、その後こともなげにこう言ったのです。
「おしおきってやつだ。」
そして彼は、まるで赤ちゃんかのように僕の乳首を吸いだしたのです。
サトシに思わずおねだりをしてしまったのにも関わらず意地悪をされて、イかせてくれなかったところから始まります。
僕の乳首を舐めたり、甘く噛んだり。
それだけでも僕はもう出そうでした。しかしやっぱりそこは男の威信と言いますか、簡単に言うと見栄を張ったんですけどね。我慢していたんですよ。
「我慢しなくてもいいぞ。イきそうなんだろ?」
なおもサトシは言葉攻めを止めません。
「サトシが・・・イかせてくれるんじゃないの?」
その時の僕は半泣きでした。やはりそれは中1。しかもまだ6月くらいでしょうか。小学生が中学の制服を着ているのとそう変わらないんですね。
するとどうでしょう。さっきまであんなに意地悪だったサトシが少し照れ始めたんです。別にその時狙ったわけではなかったのでラッキーでした。
「俺のこと、好き?」
突然なんとも可愛いことを言い出したんです。いつものサトシは何にでも自信があって、それに見合う実力もあります。そんな彼がですよ?しかもめちゃくちゃ照れながら。
「えっとぉ・・・。」
こちらも思わず一瞬イきそうなのを忘れて照れてしまいます。
だってそうでしょう?こんなことって照れながら言う台詞じゃないですよ。
もうサトシがすっごく可愛くなっちゃって。ああ、コイツにもこんな一面があるんだーって。それにこれは僕しか知らない。僕だけが知ってるサトシなんだって。
やっぱり僕は男で、そして彼と同じく独占欲が強いんだと思いました。
もちろん返事は・・・
「好きだよ。すっごく。」
その瞬間、すべてが変わりました。僕の意地悪な気持ちも消えて、受け止めるなんて大仰なことは出来ないけれど僕も好きになることは案外簡単かなって。
「本当に?」
「もちろん。たった今ね。別にイきたいからじゃないよ?」
そのとおり。その時僕はそんなことはすっかり忘れていました。
体は意外にロマンチストです。
「・・・せっかく嬉しかったのに、ムードぶち壊しなこと言うなよな?」
でも僕自身はロマンに欠ける人格のようです。
ともあれ彼は、僕にまた口づけてすぐに下半身にうつりました。
「すっげー勃ってる。それだけオレに感じてるんだよな。」
「君だってムードぶち壊しじゃないか。」
「でもこれって一種の俺のこと愛してるって意思表示だろ?」
そう言って彼は僕のモノを手に取りました。しごいてくれるのかと思ったら(僕はその頃まだ浅はかでしたから。)チロリと舌先で舐めたのです。
「ひっ!!」
それだけで僕のモノはさきほどのイきそうな感覚を取り戻しました。
ガンガンそそりたつのがこれでもかってほどわかります。
「素直だなぁ。やっぱり。」
「舐めるの?!」
そう尋ねると彼はニヤリと笑って、当たり前と言わんばかりに口にくわえました。
口の中は異空間でした。柔らかくて生温かい。だけど気持ち悪くはなくて、むしろえらく大切にされてる感じがして。吸うように舐める彼はやっぱり赤ちゃんみたいです。
「あっ・・・やだ・・・離して!出る!」
人の口に出していいものだとは思いませんから僕はそう言ったのですが、彼は離しません。
「あん・・・あ・・・。」
僕の嬌声と、おいしいものを目の前にして舌なめずりするような音が部屋中に響いて、そんな中で僕は達しました。
そのあと『ごくっ』っていう飲む音が聞こえて僕は驚きました。
「飲んだの?!」
「もちろん。ハルの一部じゃん。」
サトシはこともなげにそう言いました。
だけどもう僕はカルチャーショックというか、信じられないというかで頭がゴチャゴチャになりました。
「でもさ!それってその・・・汚いじゃん!!あーもうっ!体に悪いんじゃないの?!」
呆然とする中でもう一人の自分が傍観していて、言っていることすらも意味不明になってきている僕を嘲笑します。そんな慌てふためいた僕を見て、サトシも苦笑いです。
「汚くないよ。・・・それだけハルのこと好きなんだ。」
それでもノロケをやめなかったサトシは勇者だと思います。
「腹壊しても知らないよ?!」
「いいよ。別に。だってこれで、少しだけハルが俺のものになった気がするから。」
そう言って体を僕の横に移動しました。整った顔立ちがドアップで、僕はドキドキするのと同時にまた勃っていくのがわかりました。サトシは僕の顔をまじまじと見つめてにっこりすると、またもつい
ばむように口づけました。文の著して気がつきましたが、サトシってキス好きですよね(照)でも今まで気付かなかったんだから僕もキスが大好きなんですね。
「やっぱり好き。誰よりも好きだ。ハルも好きって言ってくれて、今すっげー幸せかも」
「・・・恥ずかしい奴。」
本当にそう思いました。っていうかキャラが反転してるんですよ?いつもならクールで、有能で、カッコ良くて・・・。そんな人間が好き好きって囁いて小さい子みたいに泣いたり、笑ったり。
「そうか?でも、普段の俺をかなぐり捨ててでもこうしたかったことにも気が付いてよ。」
今度はそう言ってぎゅっと僕を抱き締めました。ほぼ裸だったのも比例して、とても強く抱き締められた事を覚えています。すっごくすっごく強くて窒息するかと思ったけど、そんな中で僕は気がつい
たんです。
「サトシ。」
「なに?」
「あのさ・・・またムードぶち壊しかもしれないけど・・・。」
「なんだよ。」
「勃ってるよな?」
自分より若干下にあたる部分にサトシのモノが当たっていたんです。
「・・・バレたか。」
こういうところはやっぱりプライドが高いなーと思いました。
本当にどこまで地なんだかわかりませんでした。今でもわかりませんけどね。
だけど、妙にそんな彼が愛しくなって僕は彼のズボンに手を掛けました。
カチャカチャとベルトを外して、ジッパーを降ろして、パンツの上から愛撫しました。
「こんなに固いんだけど?」
「・・・愛情表現。」
彼は苦々しげな顔をして答えました。
イきそうなのを必死にこらえているのがバレバレです。
意地悪返しでもしてやろうかとも思いましたが、その時は許してやりました。
パンツも下ろして、少し躊躇はありましたが彼のモノを舐めてみました。
「ちょっ!ハルはいいよ!!苦いから!!」
その途端彼は焦り出して僕を遠ざけようとしました。
しかし僕はもう咥えてしまっていました。
「ふ~ん。苦いんだ。」
「いやっ・・・それは・・・その・・・。」
優しい奴です。こんな彼だから僕は今でも彼と付き合っているのかもしれません。
「でも、サトシのだから大丈夫。」
僕は殺し文句を言って彼のモノを扱き始めました。
舌を口の中で動かすたびに血管が脈打つのがわかりました。
へ~こんなふうなんだ。というのが僕の正直な感想でした。
「あっ・・・ん・・・ハル、無理しなくて、良いからな・・・。」
最後まで僕を気遣って彼も達しました。
溢れ出た彼の精液はお世辞にもおいしいとは言えない代物でしたが、僕は飲み干しました。
だって、サトシのものだから。
「苦かっただろ?不味かっただろ?吐き出しても良いぞ!!」
達してすぐに彼は起き上がって、僕のことを心配していました。
「大丈夫。それに、僕が吐き出しちゃったりしたら君も吐き出さなくちゃいけないぞ。」
「それは困るっていうか!俺は・・・良いんだよ。だって、ヤバイくらいハルが好きだから。」
「わかった。わかりました。じゃあ僕もそういうことだから。」
結局その日はそのあと彼の家でシャワーを浴びて帰りました。
僕たちの恋はお互いの精液を飲むなんていうとんでもないことから始まり、今に至ります。
あの時は確かに場の雰囲気に呑まれていた節もあります。
しかし、今は僕にとって欠かせない大切な、恋人です。
恋なんてよくわかりませんし、あれからいろいろ読みましたが結局は平行状態です。
でもサトシのことは好きです。今のところはそれだけで良いのかなって思います。
相変わらずサトシは学校ではクールで、文化祭では女子校生から大モテです。
だけど別に気になりません。彼の家に行くたび求められ、普段でも『愛してる』だのと囁かれる。そんな一面はきっと僕しかしらないでしょうから。
本命パートナー探しなら出会いサポート万全のサムライスタイルで♪純愛恋活応援サイトです★