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■ゲイニュース:『人生はビギナーズ』監督インタビュー
M・ミルズ監督インタビュー
「始まりが終わりであり、終わりが始まりである、ということ。この映画を通して、僕自身が"始まり"へ観客を誘いたかったんです」。初のオリジナル脚本で撮り上げた映画『人生はビギナーズ』について、マイク・ミルズ監督は語る。自身といまは亡き父親のパーソナルな関係を紡ぎ出すように打ち明け、優しく漂う愛の物語を完成させた彼が、本作に込めた想いとは――?

誰かと正面から向き合い、愛を長続きさせられない38歳のオリヴァー(ユアン・マクレガー)と、75歳にして息子にゲイであることをカミングアウトし、残された時間を自由に生きることを決意した父・ハル(クリストファー・プラマー)の物語は、ミルズ監督の実体験を基にしている。映画化を決意した思いとはどんなものだったのか?

「この脚本は、父親が亡くなって半年後に書き始めました。当時はとても感情的になって、父の死という事実になかなか直面できずにいました。でもそのとき、家族もセラピストもとても良く私に接してくれました。父がカミングアウトしたときは、その意志の強さが美しいと思いましたし、愛を自分の言葉で語ることができるという点で面白い人だと思いました。

また、父は勇気をもって病気に対面し、人生を完全に生きることを選びました。この僕の個人的な体験は、自分にとって語るべき物語だと思ったのです。そして、誰もが経験する『死』を扱うことで、よりパーソナルで具体的な意味で、脚本を描けるのではないかと思いました。

脚本を書く段階では、一般の方々に語らなければならないので、どう伝えるかを大事にしました。僕自身は(脚本を書くことで)苦しみ・悲しみと対面し、人生への問いかけをしながら徐々にポジティブに考えられるようになりましたが、映画として人に伝えるときには自己憐憫に陥ることなく、より一般の方々に共有されるようにしなければならない。そのプロセスは大事にしました」。

そんなミルズ監督の少年時代を投影した一幕も本作では映し出される。その光景は、クリエイターとしての道を進んだミルズ監督の原点を彷彿とさせる。 「僕はクリエイターとして、とてもラッキーな環境でした。父は美術館の館長でアートに常に触れていましたが、実は、僕はそれが大嫌いでした。アホらしいと思っていて、パンクバンドをやっていました。

それは自分なりの答えであり、抵抗でした。母もアーティストで、家をデザインしたり建てたり、動物の彫刻作品を作っていたりしました。父よりも、母の影響を強く受けていましたね。グラフィック的な思考、例えばシンプルなグラフィックが好きなところも、母の影響が強いですね」。

劇中、人生の路頭に迷う息子・オリヴァーに対して父・ハルは、自身の人生をもって自分らしく生きることの素晴らしさを語りかける。監督自身、父親と過ごした時間によって「より勇敢になった」とその胸の内を打ち明ける。

「それまで父親はとても誠実な良い人で、人当たりも良く、けれど、どこか心ここにあらずで…内的なことを話さない人でした。カミングアウトの後には、とてもワイルドな人になり、何でも話し、自由になりました。ぐちゃぐちゃなことも、平気になりました。それを見ていると僕自身も自由になり、より雑然としたことも平気になりました。アーティストとしては、より勇敢になったと思います」。

自身の物語のストーリーテラーとして、主人公・オリヴァー役を託したのが、幅広い役どころと演技で人々を魅了する、ユアン・マクレガーだ。アーティストという役どころということもあり、2人はある時は数時間ともにイラストの練習するなど、ユニークな共同作業が行われた。劇中にもその中から完成したイラストも登場する。ユアンとの共同作業はどんなものだったのか?

「オリヴァーというキャラクターは、僕だけど僕ではありません。僕に100のパーツがあるとすれば、オリヴァーは25のパーツで出来ています。実際のグラフィックや父との物語、愛情の物語は映画に反映されていますが、オリヴァーの役は、ユアンの意識や決断などによって創り上げられたものです。『ユアン的なオリヴァー』と言えます。

僕は、俳優として自然主義な人が好きですが、ユアンはそれをエモーショナルな形で体現できる人です。ユアンはこの映画全体に出演しているので、撮影現場ではいつも僕とユアンがいて、ほかの出演者が現場に入ったり出たり、という感じで僕とユアンが誰かを迎えているような感じでした。

それを2人で楽しんでいましたね。ユアンは役者としてだけでなく、映画の体験者として、色々なことに付き合ってくれました。スタッフも僕の友人なので、良い雰囲気の中で撮影できました」。

そんなユアンを始め、それぞれが深い愛情をもって作り上げていった"愛"の物語。ここにさらなるユーモアをプラスし心をほっこりとさせてくれるのが、父の遺した愛犬・アーサーだ。演じたジャックラッセルテリアのコスモは、名優クリストファー・プラマーと並ぶ"名優"だ。

「今回、10匹ほどの犬に実際に会ったのですが、コスモがやってきたときは、魂を感じました。じっくりと目を見てくるし、ほかのジャックラッセルよりもとても落ち着いていて、老練な魂を持った犬だと感じました。コスモはとてもオープンな犬です。

人と接するとき、この人は自分を受け入れてくれると、ふと温かさを覚える感覚が誰にでもあると思いますが、コスモはそういうタイプの犬でした。最初に出会ったときにはコスモと一緒にお昼を過ごしましたが、練習では、とにかく人間と同じように話しかけることを試みました。映画の中でアーサーが家にやって来たときも、オリヴァーが家の中を案内したりと、人間のように尊重しながら接しています」。

人はいくつになっても"スタート"を切ることができる。父・ハルが息子に遺したメッセージ、そしてそれを受け取ったオリヴァーの新たな"スタート"の物語とは――。最後に、タイトル『Biginners』(原題)に込めた思いを聞いてみた。

「父について言えば、新しい人生の始まりであり、彼のエネルギーや精神の始まりです。新しい自分を見つけられます。オリヴァーとアナ(メラニー・ロラン)のカップルに関しては、終わりになりながらも、2人はまた出会い『ようやく始まる』ところにたどり着きます。

この物語の最後は、始まりのような終わりなのです。喪失感や悲しみから生まれたものにもポジティブな面があります。人が死ぬということは終わりではなく、始まりでもある、ということです。始まりが終わりであり、終わりが始まりである、ということを意味しているのです」。

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