29日のDDTプロレスリング「Sweet Dreams! 2012」東京・後楽園ホール大会では、超満員となる1388人を動員した。
メーンイベントのKO−D無差別級選手権試合では、男色ディーノが王者KUDOを倒し、新王者に君臨。次期挑戦者には「マッスルの亡霊を破壊しなければならない」とアントーニオ本多を指名し、次回2.19後楽園大会でのタイトルマッチが正式決定した。
ほもいろクローバーZの同門対決となったメーンで、KUDOはディーノのお株を奪うリップロックやファイト一発を炸裂。だが、ベルトに賭ける執念むき出しのディーノがゴッチ式男色ドライバー、リバースエビ反りジャンプ2連発からの男色トルネード(カンクーントルネード)で3カウントを奪取。初公開の新技により、KO−D王座を奪い取った。
「ゲイレスラーが武道館のメーンに立つという汚点をプロレス界の歴史に刻み込むためなら、何でもする」と、何が何でも8.18日本武道館大会の主役獲りを狙うディーノは、かつて、同じ「マッスル」の一員として武道館進出の夢を追った同士であり、アパートで同居生活を送ったこともあった本多を次期挑戦者に指名。
本多も10年来に及ぶディーノとの歴史を振り返りつつ、「腹立つ、ウザイ、嫌いだからやる!」と了承したことで、ベルトを賭けて戦うことが決定した。
セミファイナルでは、全日本プロレス2.3後楽園大会でカズ・ハヤシとの世界ジュニアヘビー級王座戦が決定したケニー・オメガが、元KO−D無差別級王者のHARASHIMAに快勝。
HARASHIMAの山折りからのバリエーション豊かな蒼魔刀に苦しめられながらも、片翼の天使でHARASHIMAを脳天からマットに突き刺して勝利すると、「オレに休みはない。チャンピオンだからな。カズ・ハヤシにも、オレが勝つって信じろ」と防衛を宣言した。
増殖を続けるほもいろクローバーZに、新たな"緑色のメンバー"として、元プロレスリング・ノアの井上雅央が新加入。2.19後楽園大会で大石真翔と組んでKO−Dタッグ王座(2.11名古屋大会でのタイトルマッチの勝者チーム)に挑戦することになった。
大石と新宿2丁目でバッタリ遭遇し、意気投合して朝まで飲み明かしたことで、「ちょっぴりおばかな緑の巨人」としてほもクロ入りとなった井上は、ほもクロのお約束であるダンスや、生で初体感したDDTの特有のノリに若干の不安を抱きつつも、「これから勉強します」と、まずはタッグ王座奪取へ向けて一致団結を誓った
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