ゲイニュース：アダム・ランバート、待望の新作は自信作

2010年にアルバム『For Your Entertainment』で衝撃のデビューを飾った米シンガーのアダム・ランバートが、2年ぶりとなる待望のセカンド・アルバム『Trespassing』を完成した。

今作ではランバート自身がエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、ファレル・ウィリアムス、ブルーノ・マーズから大御所ナイル・ロジャーズまで、多彩なプロデューサー/ライター陣と夢のコラボを実現。作曲面でも積極的に取り組んだ意欲作に仕上がっている。

ファンクやエレクトロの要素を取り入れたアップビートなトラックは、よりカラフルでハッピーに。インダストリアル・ロックの質感とダブステップのエッセンスを効かせたバラードは、よりディープでエモーショナルに。

そしてもちろん主役となるランバートのヴァーカルが加わることで生まれた、ファースト・アルバムとは異なる未知なるアダム・ランバートの新世界に「侵入(＝トレスパッシング)」することで、彼の本当の姿が見えてくる作品となっている。

ランバートは「今まで以上に多種多様な音楽、曲づくり、制作手法を探り、とても多くの時間を費やして完成することが出来た自信作」と自負する新作について、「僕はずっと自分をアウトサイダーだと感じてきたけれど、この新しいアルバムを聴くことで、その境界線を越えて僕のもっと深いところに侵入（＝トレスパッシング）して来て欲しいんだ。

このアルバムは"他の人とは違う自分でいる勇気を持つこと"についてのメッセージだよ」とコメントしている。

彼を一躍世界中に知らしめた人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のフィナーレ放送終了直後に、自身がゲイであることを告白し世界中に衝撃を与え、そのセンセーショナルかつ勇気ある告白から一気に人気が急上昇。

今ではボーイフレンドとの関係をメディアに対してオープンに語っているランバートだが、今回の作品には、本来の自分を伝えようとする裏側にある葛藤と勇気、そしてその先にある安らぎや至福感が反映されている。

"アメリカン・アイドル"から"グローバル・スター"への道を駆け上がってきたランバートが、アーティストとしても格段の成長を遂げていることがうかがえる充実のセカンド・アルバム『Trespassing』の国内盤は、3月28日に発売される。

また、2月22日にはアルバムからの第1弾シングル「Better Than I Know Myself」がCDシングルとして発売されることが決定。デビュー曲「For Your Entertainment」を手掛けたドクター・ルークと再びタッグを組んだ最強のバラードだ。

日本だけのスペシャル・リリースで、B面にはデビュー・アルバムからのヒット曲であり、彼にグラミー賞男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞へのノミネーションをもたらした「Want From Me」のライヴ・トラックが収録される。

さらに、ニュー・アルバムの発売と同時に、初のライヴ映像作品『Glam Nation Live』が発売されることも決定。こちらは2010年に行われたワールド・ツアーの模様を収録したライヴDVDに、同内容のオーディオCDが付いた豪華ライヴ作品だ。詳細はアダム・ランバートオフィシャルサイトまで。

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