赤い砂と赤い岩の独特の景観が非日常の世界へと誘うワディ・ラムは、ペトラと並ぶヨルダンの観光名所の1つです。日常を遠く離れた気分にさせることからか「月の谷」とも呼ばれるこの場所を、かのアラビアのロレンスはたいそう気に入っていたらしく、著書『知恵の七柱』の中には「広大で、音の響き渡る、神のような場所」と評する一文があります。
彼の著作にちなみ、「知恵の七柱」と名付けられた奇岩の山がありますが、気候のせいもあるのか、目に入るひとつひとつの光景が、神話的・物語的に感じられるのも、中近東の特徴かもしれませんね。
『知恵の七柱』にはロレンスの"To S.A., I loved you…."という一節からはじまる詩が掲載されています。このS.A.というのは、ロレンスと怪しい友情(?)で結ばれていたとも噂される、通称ダフームと呼ばれた少年のことだとする説があります。ダフームというのは、「黒助ちゃん」というほどの意味で、生まれたときとても色黒だったために母親がつけたあだ名であり、月のない闇夜を意味するのだそう。
ロレンスは生涯、女性と恋に落ちることはなく、自らの出生についての複雑な感情を抱えていたゆえに、次第に同性への興味を育てていったと考えられていますが、それにしても、女性の目から見てもベドウィンの少年は本当に可愛い人が多いです。
立派な鬚を生やした大人の男性も、それはそれで魅力のある人がたくさんいますが、やはり刮目すべきなのは、まだひげの生えそろわないようなごくごく若い男性。
手足が長く、しなやかで細身の体に浅黒いつややかな肌、彫りの深い顔立ち、美形ぞろいでたいへんに可愛らしく、そのへんを歩いている少年を集めるだけで、ひとつアイドルユニットができてしまいそうです。
イスラム教は公式には同性愛を禁じています。が、異教徒に対してはその考え方の厳格さが緩和されるのか、女性ばかりでなく男性も、イスラム教圏を旅していると、貞操の危機(?)に遭うことがしばしばあるそうです。日本人男性はなかなか人気だそうですから、注意してくださいね。でも興味のある人はトライしてみるのも楽しいかもしれませんね?
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