ゲイニュース：オスカー最有力！ゲイ役クリストファー・プラマー

昨日発表となった第69回ゴールデン・グローブ賞で、「人生はビギナーズ」（2月4日公開）での演技で見事助演男優賞を受賞したクリストファー・プラマー。実年齢は82歳で、GG賞史上最高齢での初受賞となった。実は長いキャリアの中でもアカデミー賞の受賞経験はまだなく、本作でのオスカーノミネート・初受賞に期待がかかっている。

プラマーといえば、46年前は「サウンド・オブ・ミュージック」でトラップ大佐役を渋く熱演した名優。｢サム・サッカー｣のマイク・ミルズ監督のプライベートストーリーを映画化した本作「人生はビギナーズ」では、75歳にして38歳の息子（ユアン・マクレガー）にゲイであることをカミングアウトする超元気なおじいちゃんを演じている。

役柄について「私がこれまで演じたことのない、まったく違うタイプのキャラクターだった」「ハルの物語は私の想像力を刺激した。あんな生き方ができる人間を誰も知らないと思うね」と語っているが、プラマー自身、80歳をこえた今も精力的に俳優活動を続けている。

近年、毎年1本は出演作が公開されているほか、今年は「人生はビギナーズ」の公開翌週にはデヴィッド・フィンチャー監督の「ドラゴン・タトゥーの女」も公開になるというハイペース。クリント・イーストウッドや高倉健など同世代の"アラウンド80"俳優たちに負けじと大活躍中だ。

超ベテラン俳優にして今もっとも旬な俳優の一人となったプラマー。2月末に行われるアカデミー賞授賞式で喜びのスピーチは聞けるのか？　おおいに期待したい。

「人生はビギナーズ」は2012年2月4日（土）より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほかにて公開。

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