同性愛法の改革法案可決に向けて舵取りを行い、同性愛行為を行う事で刑事告発される恐れを抱いていたニュージーランドのゲイを解放した勇気ある政治家が、新年に発表された受勲対象者に認められた。
フラン・ワイルド氏(画像の女性)はニュージーランド有功勲章の参列者としてその名を連ねることになった。国会が1986年に法律改革を可決した画期的な出来事が起こる前、ゲイ男性が同性愛行為により投獄され続けることを望んだ教会団体などからワイルドは辛辣な嫌がらせを受けた。
ワイルドは、長期間の格闘の末に法案が可決されるまで、国中の多くの、時には怒りにみちたゲイ・グループと連携を取った。
ワイルド氏は11年間労働党議員として活躍した国会を後にし、ウェリントン市長になった。その後、多くの公的な組織の委員を務め、現在はウェリントン大協議会の議長になっている。
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