カメレオン俳優として演技の幅を見せるトム・ハーディ (c)Hollywood News (ハリウッドニュース)
今年2012年に大ブレイクを果たしそうなハリウッドの俳優3人を紹介する。
2人目は、イギリス出身の俳優である34歳のトム・ハーディ。『インセプション』(10)で他人になりすます「偽装師」イームスの役を演じたことでその名を広めたトムは、まさにさまざまな人間になることができるカメレオン俳優だ。
ロンドン芸術大学で名優アンソニー・ホプキンスの指導を受けたトムは、2001年にリドリー・スコット監督の『ブラックホーク・ダウン』(01)でハリウッドデビューを果たした。ガイ・リッチー監督の『ロックンローラ』(08)ではゲイのチンピラを演じ、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の『ブロンソン』(08)では悪名高い実在の服役囚を演じるなど、彼は自分の外見をガラリと変えて役に挑戦することで知られている。
そのあまりの芸達者ぶりに、人に顔をおぼえてもらうことが難しかったトムだが、2012年に『ダークナイト ライジング』(2012年7月28日日本公開)が公開されると、スターへの道を一気に突き進むにちがいない。同映画で"シリーズ最強の敵"と言われるベインを演じるトムは、前作の映画『ダー-クナイト』(08)のヒース・レジャーの演技を上回るものをみせてくれるのではないかと期待されているのだ。
過去に「男性とセックスしたことがある。僕は役者なんだぜ。全てのことを経験してるのさ」と公言したことがあるトム。はたして彼はこれからどんな顔を見せてくれるのだろうか?
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