75歳の父によるゲイのカミングアウトをきっかけに展開する物語を描く映画『人生はビギナーズ』が、2012年2月4日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。
同作の主人公は、ユアン・マクレガーが演じる38歳独身のオリヴァー。妻に先立たれ、癌の宣告もされた父から突然ゲイであることをカミングアウトされたオリヴァーが、戸惑いながらも人生で最も大切なことは何かを考え始めるというあらすじの切なくユーモラスな人間ドラマだ。父役をクリストファー・プラマー、オリヴァーが恋に落ちる女性役をメラニー・ロランが演じている。
同作は、監督と脚本を手掛けたマイク・ミルズのプライベートな体験をもとに製作。ミルズは、映画『サムサッカー』で映像作家として知られるほか、1990年代からアメリカのグラフィックアートシーンで活躍し、ファッションブランド「X-girl」のロゴや、Sonic Youth、Beastie Boysなどミュージシャンとのコラボレーションでも知られているアーティストだ。
実父の死からわずか5ヶ月で脚本を練り上げたというミルズは、同作について「父の人生を通して自分の殻を破ること、誰かとともに生きることを最も表現したかった」とコメントしている。
『人生はビギナーズ』
2012年2月4日から新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国で公開
監督・脚本:マイク・ミルズ
出演:
ユアン・マクレガー
クリストファー・プラマー
メラニー・ロラン
配給:ファントム・フィルム、クロック・ワークス
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