サンディエゴのあるカップルにとって、感謝祭の週末にあてた旅行が一転して楽しくなくなってしまった。彼らはユナイテッド航空に対し、ある職員が自分たちと激しい口論の後に、ゲイを中傷する内容の暴言を吐いたと主張している。
7ニュースによると、ビリー・カヌとその彼氏は、デンバー国際空港で土曜日、ユナイテッド・ラウンジについて尋ねたところ応対が粗雑で、その件についてマネージャーに苦情を伝えたところ「このオカマがっ!」とマネージャーに言われたとのこと。
「僕も彼氏も、ユナイテッド・スター・アライアンスを贔屓にしていて、ゴールド・メンバーの身分で旅行している時には苦もなくラウンジに入れていたんだ。」と、カヌはその時の体験を自らのフェースブックに綴っている。
「ゴールド・メンバーの中でどういう違いがあって、ラウンジに入れないわけなんですか?って僕たちは尋ねたけれども、応対していた女の人は要領を得なかった。ゴールド・アクセスは国際線のみで『チケットがもっとお高く』なりますから、と僕たちのことを見下すような態度で彼女は伝えてきたんだ。
結局は、インフォメーション・デスクの端の方にいた紳士が、ゴールド・ラウンジとユナイテッド・メンバーズ・クラブの違いを説明してくれた。僕たちが入ろうとしていたラウンジは、後者のメンバーズ・クラブの方だったんだ。」
カヌが7ニュースに説明した内容によると、最終的にマネージャーが現れ、二人はインフォメーション・デスクから別の場所へと移動させられ、マネージャーとカップルの間のやり取りはさらに感情的な度合いを増した。カヌはその時のことを詳しく語る。
「僕たちが立ち去っていく間に、『バカがっ』とマネージャーが言うのが聞こえたから、彼氏が振り返って彼に近づいて行ったんだ。『すみませんが、何と仰いましたか?』とね。」
カヌの説明によると、「(マネージャーは返事として)『何だよ、オカマがっ!』と言った」とのこと。カヌはこの状況が続く限り、自分たちは帰宅出来なくなるのでは、と恐れていたことを書き記している。
マネージャーの氏名は現在のところ7ニュースでは明らかにされていないが、ユナイテッド航空のスポークスマンが本件についての声明を発表、「ユナイテッド航空としましては、いかなる差別も許しません。
当社は本件に関する苦情を受理し、現在調査しているところです。また、事件に遭われたお客様に直接お詫びを申し上げる予定です。」という内容だった。
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