カナダのモントリオールでプロとして活躍していた元サッカー選手が、現役時代に同性愛者であることを隠していたことについて、明らかにしている。
デイビッド・テスト(30歳、写真左)は先月までモントリオール・インパクトで選手生活を送り、2009年にはチームのMVPの座を獲得した。
ノース・カロライナ州出身のテスト氏は、自分がゲイである事、もっと早くにカミングアウトしなかったことを後悔している胸の内を、今週のCBCラジオ・カナダで明かした。
「辛い…、プロのアスリートとしての人生を送ることとゲイであることが共存しているのは、本当に辛い。」とテスト氏は語った。
「秘密を持ち歩いてるような、そう、重荷を持ち歩いてるような感じ。決して本当の自分を曝け出せない感じなんだ。」
テスト氏の性的志向は、家族や友人を始め、チームメイトにさえ秘密にはしていなかった。
しかし、自らの性的志向を社会に公表する決意をするまで長い間葛藤してきた、と語った。また、2年前にMVPを受賞した際に彼氏に感謝していると表現出来なかったことに対して非常に残念に思っていることも述べた。
テスト氏は2007〜2011年にかけて、モントリオール・インパクトで選手生活を過ごした。
現在、彼はプロのアスリートがカムアウトしている少人数グループに参加しており、グループのメンバーには、元NBA選手でセンターのポジションについていたジョン・アメイチ、元水泳選手のマーク・チュークスバリー、元テニス選手のマルチナ・ナブラチロワなどがいる。
そのほとんどが引退後にカミングアウトしており、米メジャーリーグの男性野球選手で現役時代にカミングアウトした者は今まで誰もいない。
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