シュートを狙うアトランタ・ホークスのジェイソン・コリンズ(Jason Collins、2010年12月6日撮影)。
(c)AFP/Getty Images/NBAE/Fernando Medina
同性愛を告白した米プロバスケットボール協会(NBA)のジェイソン・コリンズ選手に29日、バラク・オバマ米大統領やNBAのスター選手を初めとする、多くの著名人から称賛のメッセージが寄せられた。
コリンズは29日発売の「スポーツ・イラストレイテッド」誌のオンライン記事で、米国の現役プロスポーツ選手として初めて同性愛であることをカミングアウトした。
オバマ大統領の側近がAFPに伝えたところによると、大統領はコリンズに電話をかけて支持を表明し、「勇気に感銘を受けた」と話したという。
また、ミシェル・オバマ夫人も自身のツイッター(Twitter)から「ジェイソン・コリンズ、あなたをとても誇らしく思います!これは我が国にとって大きな一歩です。私たちがついているわ!」とメッセージを投稿した。
ビル・クリントン米元大統領は、「人々が彼を支援し、彼が得るに値する敬意を払って接することを願う」と声明を発表している。クリントン元大統領の娘チェルシーさんは、スタンフォード大学でコリンズと学友だった。
■スポーツ界やセレブリティーからもメッセージ
米国スポーツ界からも多くのメッセージが送られた中、NBAではマイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイド、ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアント、サンアントニオ・スパーズのトニー・パーカーらスター選手がツイッター上でコリンズを激励した。
その他、HIV感染を公表した元レイカーズの選手のマジック・ジョンソン氏は「彼を100%応援する」とコメントを送っており、バスケットボール殿堂入りを果たしているアイザイア・トーマスも「堂々と立っていてください。君を嫌う人よりも、支援する人の方が多い」とエールを送った。
また、ニューヨーク・ニックスのファンとしられる映画監督のスパイク・リーもコリンズにツイッターでメッセージを届けている。
「ジェイソン・コリンズは美しいことをした。自分らしくあれ。その勇気をありがとう。ホモフォビア(同性愛嫌悪)をスラムダンクしよう」
自身もレズビアンだということをカミングアウトし、新聞の見出しを賑わせた米女性司会者のエレン・デジェネレスも「ジェイソン、あなたの勇気に感動しました。たくさんの愛を送ります」とメッセージを送った。
さらにコリンズは同じく同性愛を公言している元NBA選手のジョン・アメーチ氏や、元サッカー米国代表のロビー・ロジャース氏からも称賛を受けた。
1995年〜2003年までNBAに所属し、引退後の2007年にカミングアウトしたアメーチ氏は「ジェイソンにおめでとうと言いたい。彼ほど雄弁で素晴らしいロールモデル(模範となる存在)はいない」とツイートした。
引退後の今年2月に同性愛を告白したロジャース氏はツイッターで「ムーブメントが起こり始めているのを感じる」とコメントしている。(c)AFP/Jim Slater
掲載元:
AFP BBNEWS
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