日本のLGBT人権活動家、東小雪さんが昨年、東京ディズニーランドで彼女との結婚式を挙げる事が出来るかTDL側に確認した際はまだ注意を引くような大胆な行為にしか思われなかったが、実際彼女はディズニーランドでのホワイト・ウェディングを夢見て、先週金曜日ついにその夢は叶った。
「相方のヒロコと東京ディズニーリゾートで結婚式を挙げました。ミッキーとミニーにもお祝いされています!」
ディズニーに縁の深いキャラクターと一緒に映っている新妻の写真を添付して東さんは上記の内容でツイート、6000回に亘りリツイートされた。
東京ディズニーランドでの最初の同性結婚式のニュースに対する反応は概ね好意的なものであると、ニューヨークタイムズ紙は報じている。一方、日本のゲイ・ポルノモデル、真崎航さんは以下のようにツイートしている。
「おめでとうございます。貴女がたの素晴らしい結婚式は、最初の一歩をなかなか踏み出せない多くの人の心に残り、希望となるはず。東京ディズニーリゾートの懐の深さに僕も励まされました。」
しかしながら、事の発端となる昨年5月の時点で、東京ディズニーリゾートはそれほど理解力があったわけではない。近々、一般客向けに結婚式を挙げるサービスを始めようとしていた東京ディズニーリゾートに対し、東さんは同性同士の結婚式を挙げることが出来るか問い合わせた。
「他のお客様の目がありますから」という理由で、東さんまたは結婚相手の彼女のいずれかがタキシードを着用するのであればディズニー側は女性2人の結婚式を許可すると、TDRのスタッフの1人が返答している。
沸々とした怒りを覚え、東さんがTwitter上でディズニー側の返答を公表、ディズニー側は2人の結婚式を喜んで執り行うことを伝えるため再び連絡してきた。
ともかく、晴れの日は先週金曜日、しかしながら同性婚は日本ではまだ法律による整備がされる以前の状態である。
昨年5月、日本の高名な俳優兼監督である北野武氏が同性婚を獣姦とを比較し、「前者(同性婚)を支援するなら動物との結婚をも支援しなきゃな」と述べたことが問題となったばかりである。
掲載元:
STAGPASS
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