『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)など、声優がバラエティ番組に出演する機会が多くなっている昨今。中でもテレビ露出が際立って増えているのが、『タッチ』(フジテレビ系)の上杉達也役などで知られる、三ツ矢雄二だ。
『笑っていいとも!』(フジテレビ系)隔週レギュラーを筆頭に、今やバラエティ番組に引っ張りだこの三ツ矢。言動が「オネエ」っぽいことから、共演者にゲイ疑惑を持たれることもしばしばだが、これに対して三ツ矢はあくまで「グレー」だと押し通している。
そんな、周囲にどうウワサを立てられようと動じない三ツ矢だが、彼の破天荒ぶりは、声優業界では昔から知られるところのようだ。
「現場で若手男性声優に目を付けると、人目もはばからず太ももを触ったり、耳元で囁いたりと、猛アピールをかけていますよ」(声優業界関係者)
三ツ矢は自身を「グレー」と申告しているが、実際には「限りなく黒に近いグレー」といったところか。そんな「手癖の悪いオヤジ」(同)として、声優業界関係者に認知される三ツ矢であるが、そのほかにも、キナ臭いウワサがあるのだという。
それは、今から十数年前。現在のように声優を育成する専門学校が少なく、当時最大手だったY校が一人勝ちをしていた時代のこと。当時Y校と強いつながりを持っていた三ツ矢は、声優科の授業すべてを任されていたのだという。ベテランかつ声優事務所を運営していた当時の三ツ矢は、声優を志す者にとっては圧倒的権力者。その立場を最大限に利用し、自分の事務所に囲ってデビューさせることを条件に、好みの学生に片っ端から手を出してたらしい。
「声優の専門学校とはいっても、卒業したってデビューできるかどうかはわかりません。そんな厳しい世界だからこそ、『うちの事務所に入れてあげるよ、デビューさせてあげるよ』なんて言葉は、学生にとって最も甘い誘いなんです。しかも、相手は大御所の三ツ矢雄二。若干の身の危険を感じても、ホイホイついて行っちゃったんじゃないでしょうかね」(同)
Y校はその事実を知っていたのかは定かではない。しかし、三ツ矢にとっては、講師としてのギャランティは当時6,000万円ほどにものぼり、ついでに好みの男の子も手に入るという最高の条件だったようで、後にY校が衰退したのは、三ツ矢にとって「かなりの痛手だったのでは」(同)と言われているようだ。
ちなみに、三ツ矢に手を出されたという若手男性声優の数人は、現在でも業界に生き残っている。一番の飛躍を遂げたのが、7人組の男性声優ユニットに所属しているK。Kのデビュー作は三ツ矢プロデュース作品のアニメである。その後は、三ツ矢の付き人を経験していたというのだから、そのお気に入りぶりは相当のもののようだ。
「当然といえば、当然ですが、"三ツ矢出身"の声優たちは、一切当時を語りたがりません。三ツ矢の作品でデビュー、三ツ矢の付き人経験……なんて言われたら、どう考えても『何かあったんじゃない?』と、勘ぐりますからね。Kの場合、今では十分に人気を得て、立派に独り立ちした成功者だから良いかもしれないけど、いいように弄ばれて、泣き寝入りした若手も少なくないんじゃないですか」(同)
権力を使って若手に手を出す大御所は、芸能界だけでなく声優界にも存在しているようだ。声優人気が高まる現在、志願者も増えているというが、彼らが"付き人"の意味を知る日はそう遠くないかもしれない。
掲載元:
Barnon.weblog
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