名作映画『アナザー・カントリー』のリバイバル上映記念試写会が10月17日にアキバシアターで行われ、ネガティブ発言連発のネガティブモデルとして知られる栗原類が登壇した。
同作はイギリスのパブリックスクールを舞台にした同性愛の物語で、ルパート・エヴェレット、コリン・ファースらが出演。1985年に日本で公開されるや、美青年たちが繰り広げる耽美な世界に魅了された女子が続出した、ボーイズラブブームの先駆けとも言うべき作品だ。
栗原は「この映画は全編通して映像がとてもアーティスティック。公開当時、まだ生まれていない僕が見てもとてもアーティスティックに感じるので、当時見た人が見直しても、この映画のアートな世界観は変わらないと思います」とポジティブにアピールした。
同性愛疑惑が持たれており、爆笑問題の太田にも指摘されたことがあるという栗原だが、これについては「僕は違います」と否定。だが「男子校にいたら、こんな感情を持ってもおかしくない」と共感も示していた。また、自身の恋愛については「僕が大切な人を見つけるなんて、とんでもない」と否定し、ネガティブモデルの本領も発揮。恋愛自体を面倒と思っているそうで「ひとりが好き」とも話していた。
イギリス人の父と日本人の母の間に生まれたハーフの栗原。司会から英語の質問を振られると、流ちょうな英語で答えた上に、それを自分で通訳して見せる場面も。だが、通訳という選択肢について聞かれると「いえいえ、僕が通訳なんてグダグダしてしまうので、その道はありません」とやはりネガティブ。
「ナレーションとか、音楽が好きなので洋楽を紹介したりしてみたい」と多少、前向きな発言もあったものの、自身の人気については「僕ももう今年で消えてしまうので」とあきらめモード。「スギちゃんよりも僕の方が終わるのが早いと思う」と話していた。
『アナザー・カントリー』は10月27日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開(『眺めのいい部屋』と同時公開)。
掲載元:
ムビコレ
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