パリス・ヒルトンがゲイの友人とした会話の中で、「ゲイの男は汚らわしい。きっとほとんどの人がエイズ持ちよ」とコメントしたことを謝罪した。
「わたしの発言でゲイの友人やファンと彼らの家族を傷つけたことを心から申し訳なく思っています。ゲイの友人とのプライベートな会話の中で言ってしまったことで、決してゲイ・コミュニティ全体を指して言ったことではありません」とパリスはGLAAD(The Gay and Lesbian Alliance Against Defamation"中傷と闘うゲイとレズビアンの同盟")のウェブサイトに声明を出し、できるならばすべての言葉を取り消したいとも言っている。
友人との会話では、「ゲイは地球上で一番ムラムラしている人」とコメントしていたが、声明の中ではゲイの人はいじめを乗り越えた人が多いためインスパイアされると意見を変えている。「わたしが知っている人の中でも、ゲイの人は精神的に最も強く、インスパイアしてくれる人たち。ゲイだからっていじめる人たちは間違っているわ。本当にごめんなさい。心の底からひどいことをしてしまったと思っている」と付け加えている。
掲載元:
MSNニュース
↓問題の発言記事
パリス・ヒルトン「ゲイは大半がエイズ持ち」発言で大バッシング
31歳になっても相変わらずハジけた生活を送っている、パリス・ヒルトン。お騒がせセレブ・クイーンの座はキム・カーダシアンに奪われてしまったが、バッシングの標的からは、まだまだ外されていないようである。パリスが、タクシーの中で友達と会話しているテープが流出したのだが、その中の彼女の発言がメディアから叩かれている。
20日に流出した問題のテープは、今月7日早朝、ニューヨーク・ファッション・ウィークが開催されているマンハッタンで、パリスが友人と共に乗り込んだタクシー内で録音されたもの。一緒にいた友人はゲイだとカミングアウトしている男性モデルで、パリスに"好奇心旺盛な男性のレーダースコープ"というキャッチフレーズで知られるアプリ「Grindr」について説明しているところからテープは始まる。
「だからぁ、『Grindr』にログインするじゃん。そしたら、自分が今いるビルの中で、すでに『Grindr』にログインしてる人がどこにいるのかを教えてくれるわけ」と説明する男性モデルに、パリスは「オェ〜。ファックするために?」と質問。友人は続けて、「で、例えば6階にいる男に、"ねぇ、ファックしない?"ってメッセするのよ」と説明し、パリスは「ゲェ〜。オェ〜。ゲイって本当にムラムラしすぎ。世界で一番サカってる人たちよね」と率直な感想を述べている。
次に別の男性の声で、「ゲイってトゥー・マッチ。やりすぎだよね」という言葉が入り、続けてパリスが「本当、マジで気持ち悪い。ていうか、大半がエイズ持ちでしょ…… アタシがゲイだったら超おびえてるわ。エイズで死ぬんだから」と吐き捨てるように言ったのだ。
パリスのこの発言に、ゲイ・コミュニティは敏感に反応。「"世界一サカってて、気持ち悪くて、きっとエイズ持ってる"。これって、そのまんまパリスのことじゃん!」と、怒りを通り越して呆れ返る声も上がっている。
「Grindr」はアメリカだけでなく世界中のゲイが利用している、ゲイのための出会い系アプリ。お手軽なセックスパートナーを求めて登録するゲイが多いとされている。2年前、オーストラリアに滞在していたジョージ・マイケルが「Grindr」に登録したという情報が流れ、登録写真から本人に間違いないと大きな話題になり、知名度が一気に上がった。
「Grindr」側はパリスの今回の発言を受けて、公式Twitterで、「パリス・ヒルトン、率直に言ってあなたが『Grindr』を知らなかったことに驚いています。あなたがデートしている男性を見てると、もっと早く知っててもいいのにって思うから」とツイートし、パリスの元カレ、ダグ・ラインハートが妖精のコスプレをしてハロウィン・パーティに出席した時の写真を掲載した。
このハロウィン・パーティの写真は2009年に撮影されたもので、マッチョな体に純白の羽つきのミニドレスを着たダグに、同じく純白のドレスをまとったラスベガスのショーガール風のパリスがベッタリと寄り添うもの。ダグはゲイではなくストレート。「Grindr」はそれを知った上でツイートし、パリスの問題発言をジョークでかわす余裕を見せた。
パリスはダグと結婚したいと思っていたのに、彼にはその気がなく、10年春に振られている。その時、パリスはしばらく振られたことに気が付かず、Twitterで「100%破局してませ〜ん」と呑気にツイートし、笑われた。「Grindr」が今回Twitterにダグの写真を貼ったのは、パリスの古傷に塩をすり込むのも目的だったのかもしれない。
広がるパリス・バッシングを止めたい彼女のスポークスマンは、「パリス・ヒルトンは、プロテクション(コンドームなど)なしのセックスをすると命を脅かす病気に感染してしまう可能性があること、とても危険なことなのだということを表現したかったのです。今回流出した会話は、パリスと親しいゲイの友人の間で交わされていたもの。
エイズに感染したゲイが、プロテクションなしのセックスをしているという話題から、面識のない者同士でセックスをするということを推奨しているアプリの話になりました。問題とされているコメントは、アプリを見せられた彼女が、その場限りのセックスを求めている一部の登録者に対して発したものなのです。
録音したタクシーの運転手は、会話の一部分しか公開していないので、誤解を招いたのです」と弁解する声明文を発表。「パリスは、すべてのゲイの人たちを傷つけようと思って発言したわけではありません。パリスは、ゲイ・コミュニティを強く支持していますし、性的指向についてネガティブな発言をすることは絶対にありえません」と強調した。
パリスにゲイの友人がいることは知られていることであるし、ゲイの友人を前にして、すべてのゲイをコキおろす発言をしたとは考えにくい。恐らくスポークスマンが弁解した通りなのだろう。しかし友人とのフランクな会話が流出したことで、もともとよくない彼女のイメージがさらにダウンしてしまったことは事実だ。
お騒がせセレブから、完全にイタいセレブになってしまったパリス。名誉挽回し、復活する日は果たして来るのだろうか?
掲載元:
サイゾーウーマン
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