ゲイニュース：カミングアウトされた妻、一緒に恋人探しを手伝う

妻のシェリルさんと夫のアシュリーさんはお互いが24歳、19歳の時に知り合った。知り合っていくうちに恋に落ち、周囲もうらやむ程のカップルになったという。その後シェリルさんは妊娠。二人は結婚を決意。「できちゃった婚」ではあるが、その後ももう一児をもうけ、仲睦まじく暮らしていた。

しかし別れの時は突然訪れた。

「僕がもしゲイだと言ったら、どうする？」とアシュリーさんが尋ねてきたという。

「え？なにそれ、それはその時になってみないとわからないよ」と返すも、夫の目を見て「これは本当かも・・・」と夫がゲイである事実を確信。当然、事実を受け入れられず落ち込み、自室に閉じこもる妻のシェリルさん。子供をつくるぐらいであるから、夫が「ゲイ」であることなど考えもしなかったのだ。

妻にとっても、子供たちにとっても最高の夫・父親であったアシュリーさん。そんな人格者な夫が「ゲイである」ということで自分を責めて苦しんでいる。そんな姿を見たシェリルさんは決意した。

「この人のセクシュアリティを認めて、自由にしてあげよう。彼に男性の恋人を作ってあげよう」と。

その後、夫のアシュリーさんと別居しつつも、彼の新しい恋人探しに付き合うため、二人でクラブへ出かけたという。アシュリーさんは離婚を望まなかった。妻を「女として」ではなく「人間として」愛していたのだろうか。

ほどなくアシュリーさんは男性の恋人と結婚。シェリルさんは結婚式に招かれたが、出席しなかった。

「だって、私がいると気をつかうでしょう」と最後まで夫を気遣うシェリルさん。

一体何なんだ、この三角関係は・・・。この夫婦の関係を理解するのは相当難しいが、これが人間愛というものなのか。

ちなみに子供たちには「お父さんは男性が好きだけど、同じようにあなたたちのことも大好きなのよ」と話しているという

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