■ゲイニュース:性同一性障害がテーマの和製ゲーム
海外のドラマや映画では、ゲイ/レズビアン/バイセクシャル/トランスジェンダー(LGBT)といった性的マイノリティーが題材となることは多いが、一般市場のゲームでそうした作品が作られることはきわめてまれ。そんななか、米MITとシンガポール政府のコラボにより、ゲーム開発の新たな方向性を模索する“GAMBIT Game Lab”において、LGBTのテーマを描く作品が登場した。
複数のチームが8週間にわたり、ゲーム開発にいそしんだGAMBITの夏期プログラム。その中で完成した作品のひとつが『A Closed World』(画像)だ。MITやロードアイランド・デザイン学校、バークリー音楽大学、そしてシンガポールから9人の学生が集まり、リーダーのトッド・ハーパー氏のもとで本作を完成させた。
『A Closed World』は和製RPGのようなテイストのゲームで、ブラウザ上でプレイが可能。“帰らずの森”に足を踏み入れて行方不明となった恋人を追い、自ら森の中に入っていった若者が主人公となる。彼/彼女がモンスターと遭遇するたびに、抑圧的な村でともに育った恋人との回想シーンが現れ、背景事情が少しずつ明らかになっていく仕掛けなので、知らず知らずのうちに物語に引き込まれていくはず。また、“論理・情熱・倫理”の3つのコマンドで戦う戦闘システムもユニークだ。
ハーパー氏によれば、これまでジョークの対象でしかなかったLGBTを、物語を引っ張る主要テーマとするのが開発の動機だったとのこと。LGBTを直接指し示すような描写はほとんどないかわりに、“周囲の規範から外れて疎外感を抱いている人々”を描くことで、多くの人の共感を呼び覚ます内容になっている。今後も、ヒット作がめったに扱わないテーマに果敢に取り組み、ゲームの可能性を広げる作品の登場に期待したいところだ。
(中島理彦)
Gpara.com
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複数のチームが8週間にわたり、ゲーム開発にいそしんだGAMBITの夏期プログラム。その中で完成した作品のひとつが『A Closed World』(画像)だ。MITやロードアイランド・デザイン学校、バークリー音楽大学、そしてシンガポールから9人の学生が集まり、リーダーのトッド・ハーパー氏のもとで本作を完成させた。
『A Closed World』は和製RPGのようなテイストのゲームで、ブラウザ上でプレイが可能。“帰らずの森”に足を踏み入れて行方不明となった恋人を追い、自ら森の中に入っていった若者が主人公となる。彼/彼女がモンスターと遭遇するたびに、抑圧的な村でともに育った恋人との回想シーンが現れ、背景事情が少しずつ明らかになっていく仕掛けなので、知らず知らずのうちに物語に引き込まれていくはず。また、“論理・情熱・倫理”の3つのコマンドで戦う戦闘システムもユニークだ。
ハーパー氏によれば、これまでジョークの対象でしかなかったLGBTを、物語を引っ張る主要テーマとするのが開発の動機だったとのこと。LGBTを直接指し示すような描写はほとんどないかわりに、“周囲の規範から外れて疎外感を抱いている人々”を描くことで、多くの人の共感を呼び覚ます内容になっている。今後も、ヒット作がめったに扱わないテーマに果敢に取り組み、ゲームの可能性を広げる作品の登場に期待したいところだ。
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