<Music Choice>の新インタビュー企画「The F Word」にアダム・ランバートが登場した。この企画はゲストが自分を取り巻く名声に対して、率直な意見を述べていくものだ。
ランバートはインタビュー内で、『アメリカン・アイドル』に出演してから、アルバムがゲイを公言した後でビルボード1位を獲得するまでを振り返ったが、裕福で有名になることは良いことばかりではないとし、プライベートがないこと、そしてゲイであることから、望んでもいないのにゲイのロールモデルを務めなければならないことなどに苦しんでいると明かした。
18歳でゲイに目覚めたランバートは現在30歳だが、27歳の時に<Entertainment Weekly>の表紙に登場した際に、「『アメリカン・アイドル』におけるここ数年の大物!もしかしたらゲイかもしれないが、それが人気の理由ではない」と紹介され、不意打ちを食らったとした。
ランバートは当時を振り返りながら、「あの時から、ゲイかどうか、宗教的かどうかの話ばかりになって、社会的、倫理的な問題ばかりが取りざたされるようになったんだ。『アメリカン・アイドル』はそこまでディープな番組じゃないよ!」とコメントしている。
そして続いて<Rolling Stone>の表紙を飾った時に、ランバートは同誌のインタビューでゲイであることを公言し、ランバートがゲイだということを世界中が知ることになった。
ランバートはこの経緯について、様々な人達から何回も「君はゲイとしては中途半端なのに、最近は態度がゲイ過ぎる」、「全員を納得させることはできない」などと言われ続けたことから決意したと説明している。
またランバートは自分の性的趣向をミュージシャンである自分よりも前に押し出すつもりは全く無かったとし、「僕の真似をしてくれ! みたいな感じで、みんなのお手本になるつもりは全く無いんだ。そのような役を演じたかったわけじゃない。僕はただ歌いたかっただけさ。でも、仲間がいないから色々難しいね」とコメントし、ゲイを公言しているメインストリームのアーティストの数が少ないことを指摘した。
しかし、自分が望んでいなかろうと、ランバートが世界ナンバーワンのゲイアイコンであることは確かな事実で、本人もそれは受け入れていると言う。ランバートは、「普通の生活は送れないけれど、素晴らしい経験も沢山できるから文句は言えないね。みんなにインスピレーションを与えたい。
それがダンスするきっかけになるのか、社会問題を考えるきっかけになるのかは分からないけどね。素晴らしいチャンスをもらえたと思っているよ」とコメントしている。
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