米コミック出版社大手のDCコミックは、6月1日、同社のアメコミヒーロー「グリーンランタン」の初代キャラクターであるアラン・スコットがゲイとして再登場することを明らかにした。
1940年に初めて登場したオリジナル版のアラン・スコットは、既婚で二児の父親という設定だったが、今回生まれ変わって登場するグリーン・ランタンは未婚で同性愛者だという設定になるという。
アラン・スコットは、来週水曜日に発売されるコミック「Earth 2」に登場予定。ボーイフレンドにおかえりのキスをするシーンの画像を米メディアが公開している。
「Earth 2」の脚本家ジェームズ・ロビンソンは、ゲイ版グリーンランタンの誕生の経緯を次のように説明している。
「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(グリーンランタンらを含むヒーローたちの連盟)を若くて輝きのあるヒーローたちとして復活させることを企画していた時、一つデメリットがあると気付いたんだ。それは、アラン・スコットの息子は新しい世界では存在しなくなるということだった」
ジェームズは、1998年に、アランの子供の一人、オブシディアンが、ゲイとしてキスをするストーリーを書いていた。今回、アランが独身キャラとして生まれ変わることで、オブシディアンは存在できなくなる。するとゲイのキャラクターがいなくなってしまうことになる。
「私はそれは残念なことだと思った。それで思いついたんだ。アラン・スコットをゲイにすればいいんだ、とね」
アメリカで70年以上にわたって親しまれてきたヒーローの突然のカミングアウト。今後、さまざまな方面から反応があるだろう。
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