■ゲイニュース:顔を見るだけで判断できてしまう「ゲイダー」
ある人がゲイであるかストレートであるかバイであるかを直感的に評価する能力のことを「ゲイ」と「レーダー」を組み合わせてゲイダーと呼びますが、「人間には目の前の人間がゲイかストレートかを顔だけで判断できる能力が備わっている」とする研究結果が発表されたようです。
これはワシントン大学の大学院生であるTabakさんの研究によるものです。これまでもゲイダーの研究に以下のようなものがあります。
・「ゲイは他のゲイのジャコウ臭を非常に良く検出できる」
・「同性愛者は異性愛者より分析的であるために仲間を見分けることができる」
・「女性の性的嗜好を判別するには意識的に熟考するよりも即座の判断の方が正確性が高い」
Tabakさんの研究は「人はアクセサリーやヘアスタイルなどを抜きに、目鼻立ちや顔の輪郭から相手がゲイであるかストレートであるかを見分けることができる」ということを明らかにしています。
この実験はTabakさんが大学で129名の学生ボランティアを集め、111人のゲイの男性、122人のストレートの男性、87人のゲイ(レズ)の女性、93人のストレートの女性の写真を使い、性的嗜好を示すような髪や宝石などを切り取った顔のみを50秒間だけ見せて、その人がゲイかストレートかを答えてもらうという方法で行われました。
上下を反転させた倒立顔において、局所的特徴の変化の検出が困難になるサッチャー錯視という現象がありますが、Tabakさんの実験においても上下、あるいは左右を反転させた顔写真を混ぜた結果、通常の顔、上下を反転させた顔、左右を反転させた顔のいずれの写真においても偶然とは言いがたい確率で、被験者は写真の人物がゲイかストレートかを見分けることができたそうです。
Tabakさんによれば「ゲイダー」の能力は確実ではなく、「正解率は大体50%後半から65%くらいだ」ということです。
これまでの研究では人がゲイであるかそうであるかの判断がどのように行われているのかが明らかになっていませんでしたが、Tabakさんの実験では顔のパーツや輪郭が相手がゲイかどうかを判断するためのヒントのになる、ということが結論づけられました。
なお、この実験では被験者がゲイ/ストレートの顔写真を見せられたときの脳の動きをモニターに映し出していたところ、その判断はほとんど考えることなく行われていました。目の前に立っている人が男であるか女であるかをいちいち考えなくても、私たちは相手がゲイかストレートかを察知できる、というわけです。
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