■ゲイニュース:オバマ大統領が同性婚支持を表明
米国のオバマ大統領が9日、同性カップルの結婚合法化に公式に賛成することを明らかにした。現職の大統領が同性カップルの結婚賛成を明らかにしたのは初めて。米国で賛否の意見が拮抗し、爆発力が大きなこの事案は、11月の大統領選挙の争点に浮上する見通しだ。
オバマ大統領は同日、ホワイトハウスでABC放送とインタビューを行い、「私は同性カップルの結婚が可能であるべきだと考える」とし、「このような事実を明確にして確認することは重要だ」と述べた。そして、「これまで、同性カップルの結婚合法化問題に対して市民的結合で十分だと判断し、立場を明らかにしてこなかったのが事実だ。
多くの人々に結婚という単語が強い伝統と宗教的信頼を持っているという事実を、私は大変重視した」と話した。市民的結合は、同性カップルを法で許可しないが、実質的には夫婦と認定することで、00年にバーモント州から始まった言葉だ。
オバマ大統領は08年に大統領選に出馬した時、「結婚は男性と女性の結合に制限されるべきだ」とし、同性カップルの結婚について否定的だった。しかし、大統領就任後の10年、同性愛者の軍服務禁止法の廃止に署名した後、「私の考えが変わりつつある」とし、留保的な立場を見せた。
その後は、「私の考えは進化している」という表現を使ったが、事案の繊細さを考慮して、賛成か反対かを明確にしない「戦略的な曖昧性」を維持してきた。
オバマ大統領は9日、「2人の娘のマリアとサーシャの友人の親に同性カップルがいる」と紹介し、「彼らが違う扱いを受けることは納得できず、これからは変化が必要だと判断した」と述べた。そして、「(妻の)ミッシェルも決定に関与した。私たちは2人とも同性カップルの結婚を支持することを決めた」と明らかにした。
一方、8日に実施されたギャロップの世論調査で、米国人の50%は同性カップルの結婚合法化に賛成したが、48%は反対することが明らかになり、世論が拮抗していることを示した。
共和党のロムニー候補は、反対の立場を明確にした。ロムニー候補は、「州知事時代、数回にわたって明らかにしたのと同様の結婚観を持っている」とし、「結婚は男性と女性との関係だと信じる」と釘をさした
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