元「雑民党」代表で、「ゲイのカリスマ」と呼ばれた雑誌編集者の東郷健(とうごう・けん、本名健=たけし)氏が1日、前立腺がんのため東京都中野区の自宅で死去していたことが分かった。79歳。葬儀・告別式は親族で済ませた。喪主は長男・優(ゆう)氏。
兵庫県出身の東郷氏は関西学院大卒。兵庫県姫路市や東京・新宿でゲイバーを経営したり、雑誌「ザ・ゲイ」編集長を務めた。同性愛者や障害者らへの差別撤廃を訴える活動を展開する一方、衆・参院選挙や東京都知事選に立候補した。
いずれも落選したが、「NHKはホモ王国」「男が男を愛してなぜいけない」「平気でウソをつく政治家の方が変態」などと、過激な政見放送で話題を呼んだ。
1983年の参院選で、NHKが政見放送の一部を差別語としてカットしたのは違法として提訴したが、敗訴。個人観賞用にわいせつ物を海外から持ち込んだ「税関ポルノ訴訟」でも有罪判決を受けた。
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