■ゲイニュース：10代ゲイ、TVで“人権侵害”
ゲイの10代少年は、チャンネル４制作による大人気TVドキュメンタリー番組『Big Fat Gypsy Weddings』で放映された１シーンに自分が写っていることが発覚した後、気持ちが塞ぎ込み、人権が侵害されたと感じていることを語った。
16歳のその少年は、マンチェスターのゲイパレードで旅行者マイキーとキスをしている姿を撮られたが、番組制作者に対しその映像を番組で流さないように懇願していた。
それにもかかわらず顔をぼかして放映、少年の家族は少年がゲイだとそれ以前に知っていたが、番組を見て映像の少年の髪型やピンク色のシャツですぐに少年だと分かった。
「全国放送に出る事ほど、全く望まないことはないよ。」と、彼はデイリー・スター紙に語った。
また、彼は以下のように述べた。 「僕はゲイだけど、家族にカミングアウトする勇気はまだなかった。その時ぐらい、自分に選択権があって然るべきだった。全く思ってもみなかった悪夢が実現してしまった。」
「自分の権利が侵害されたと感じている。残念だな。」
「顔をぼかして放映したって、見る人が見たら僕だって分かるよ。ほんと、馬鹿馬鹿しい小細工だな。」
チャンネル４の広報担当者は以下のように述べている。 「ご本人様は放映予定の映像で自分だと分からないようにして欲しいと依頼、弊社はその要求に喜んで応じました。そのため、番組映像素材の中でぼかしを入れたのです。」
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